
LINEで友達の名前が勝手に変わる事があるのですが、そんな経験をしたことはありませんか?
急に名前が変わったら誰だかわからなくなったりしてビックリしますよね。
しかもその友達の名前をタップすると表示名の下にもう一つ名前が表示されている事もあります。
また、スマホに登録している電話帳の名前が表示されている事もありますし、電話帳の名前を変えてもLINE側では名前が変わらない事もあります。
この辺りの仕組みは非常にややこしいです。
どういう時に名前が勝手に変わるのか、そしてどういう時は名前が変わらないのか、調べてみると友達側のLINE設定なども大きく関連している事がわかりました。
LINEで友達の名前が勝手に変わったり、変わらなかったり、名前が2つ表示されるのには原因があるのですが判りづらいので詳しく調査した結果をまとめています。
このページではLINEで友達の名前が変わる原因や表示名を変えた時にどうなるのか解説してるので参考にして下さい。
LINEで友達の名前の表示名が勝手に変わる原因

LINEで友達の名前の表示名が勝手に変わる原因としては以下の設定をしている事が最低条件となります。
- 友達側のLINE設定で『友だちへの追加を許可』をオンにしている
- 自分のLINE設定で『友だち自動追加』をオンにしている
- LINEで友達の名前の表示名を変更していない
上記の設定をしている状態で、更に以下のことを行うとそれらの行動に合わせて友達の名前が勝手に変わります。
- スマホの機種変更や買い替えなどでLINEをインストールし直した場合
- 自分のスマホの電話帳に登録している友達の名前を変更した場合
- 自分のスマホの電話帳に登録している友達を電話帳から削除した場合
- 自分のスマホの電話帳に登録してなかったLINE友達を、電話帳に追加登録した場合(電話番号と名前を追加した)
- 電話番号でLINE登録していない場合
- 端末ごとの設定の違いによる影響
これらの行動によってLINE上に表示されている友達の名前にも影響します。
どのような名前に変更されるかは行動した内容によって変化します。わかりやすいように整理してまとめると以下のようになります。
LINEをインストールし直した時
LINEをインストールし直した時、LINE側の表示名は以下のように変わります。
電話帳の友達の名前を変更した時
LINEの友達とスマホの電話帳の友達が同期されているので、電話帳の名前を変更するとLINEの友達の表示名も変わります。
電話帳の登録名を変更してもLINE側の表示名が変わらない時
電話帳に登録している友達の名前を変更してもLINE側の表示名が変わらないケースもあります。
- 友達側のLINE設定で『友だちへの追加を許可』をオフにしている時
- LINEで友達の名前の表示名を変更している時
上記のどちらか一方でも該当している場合には、電話帳の登録名を変更してもLINE側で友達の名前は変更されません。
『友だちへの追加を許可』の設定が『オフ』になっている以上、スマホのアドレス帳との同期は取れないようになっています。
なので、いくら電話帳の名前を編集してもLINE側の表示名は変更されません。
電話帳から友達を削除した時
LINE側の表示名は友達本人がLINE上で設定している名前に変更されます。
友達が自分自身の名前を全く違う名前やあだ名などにしている場合、誰なのかわからなくなるというケースもあります。
電話帳にLINE友達の電話番号と名前を追加した時
LINE側の表示名は電話帳に追加した名前と同じに変更されます。
電話番号でLINE登録していない時
少し例外となりますが、電話番号でLINE登録してないケースがあります。
昔のLINEはfacebookアカウントで登録する事ができました。
(※現在はfacebookアカウントでの登録はできないようになってます)
PCやタブレットでLINEを利用している方の中にはfacebookアカウントで登録している方もいるでしょう。
電話番号で友だち登録してないLINE友達は電話帳での同期ができないので相手の設定している名前がそのまま初期の表示名となります。
その状態で友達が自分自身の名前を変更すると、表示名は変わらずに名前だけが変更される状態となります。
QRコードで知らない相手と友達になったりするケースも多いので、上記のような形で名前が変わっているという状態になる事もあり得ます。
端末ごとの設定の違いによる影響
iPhoneとAndroidでは、LINEの同期設定やバックアップの仕様が異なっています。
iPhoneではiCloudを活用したバックアップ、AndroidではGoogleドライブが使用されるため、同期不良が発生する場合があります。
例えば、iOSの権限設定で連絡先同期が無効になっているとLINEが名前情報を反映できません。
Androidでも同様にLINEの権限設定を確認し必要な項目を有効にしてください。
LINEで友達が別人に変わった原因
LINEで友達が別人に変わるということもあります。
友達の使用していた電話番号が一度解約され、その後全く別の人がその電話番号を契約した場合などです。
そのような場合にはLINEに表示している名前が勝手に変わって別人になるという状態になります。
このような状態になることはあまりありませんが、LINEアプリの仕様上、こういったケースもあり得るので覚えておくといいでしょう。
LINEの友達表示名を変更する方法と注意点
LINEでは友達の表示名を自分で変更することができます。
これは友達が設定しているプロフィール名とは異なり自分のLINEアプリ上でのみ表示される名前です。
たとえば本名ではなくニックネームで登録している友達や同じ名前の人が複数いる場合などに役立ちます。
表示名を変更する具体的な手順や注意点変更後の影響などについて詳しく解説していきます。
表示名が勝手に変わる場合の原因と合わせて手動で変更したいときにも参考になる内容となっています。
友達の表示名を変更する方法
表示名を変更するにはまずLINEアプリの「ホーム」タブを開きます。
表示名を変えたい友達をリストから選択しトークルームを開かずにその友達のプロフィール画面に移動します。
右上の「鉛筆マーク(編集アイコン)」をタップすると「名前」の編集欄が表示されるのでそこに新しい名前を入力し「保存」を押せば変更完了です。
なおこの表示名は自分の端末にのみ反映されるため相手のLINEには影響を与えません。
あくまで自分の見やすさのための機能となります。
表示名を変更しても通知されない
友達の表示名を変更しても相手にその変更内容が通知されることはありません。
自分のLINE上だけで適用されるため安心して変更することができます。
また変更した名前はLINEの検索やトークルーム友達一覧にも反映されます。
例えば「たかし(バイト先)」など個人的に識別しやすいように名前を付けておくことで誰が誰だか分からなくなることを防げるでしょう。
複数のグループに同じ名前の人がいる場合にも便利です。
元の表示名に戻す方法
一度変更した表示名を元に戻したい場合は同じ手順で編集画面を開き名前の入力欄を空欄にして保存することで相手が設定している元のプロフィール名に戻すことができます。
この操作も相手には通知されず自分だけの変更として適用されます。
うっかり誤った名前を設定してしまったりやっぱり元に戻したいと感じたときも簡単に対応できるので気軽に名前を付け替えて整理することが可能です。
表示名を変更するメリットとは
LINEの表示名を変更する最大のメリットは友達を自分なりに分かりやすく管理できる点にあります。
例えば本名ではなくニックネームや役職出会った場所などを名前に含めることで後から誰なのかを思い出しやすくなります。
特に仕事関係の連絡先が増えてくると相手の名前だけでは判別しにくくなることがあるため表示名のカスタマイズは非常に有効です。
表示名は何度でも変更できるので状況に応じて柔軟に使い分けてみるとよいでしょう。
LINE公式ガイドも参考に
LINEの表示名に関する設定はLINE公式の「使い方ガイド」でも詳しく紹介されています。
基本的な使い方から応用テクニックまで分かりやすくまとめられているため表示名に関する設定がうまくいかないときや他の便利機能を知りたいときには公式ページもチェックしてみてください。
公式情報を参照することでLINEの仕様変更や新機能にも素早く対応できるようになるでしょう。
まとめ
LINEの友達の名前が急に変わってしまうと相手が誰なのかわからなくなるのが一番困ります。
その中でも特にLINEアプリをインストールし直した時に予想外に多くの人が名前を変えている時が最悪ですw
最近では電話帳の同期許可設定をオフにしている方も多いです。
迷惑アカウントや知らない人からの友達追加などが増えているのが原因かと思うので仕方ないですが、それが影響して相手がわからなくなるというのも困りますよね。
名前が変わる仕組みに対する対処方法としては、友達の表示名を変更しておく事くらいしかありません。
とりあえずよくLINEをやり取りする友達はあらかじめ表示名を変えておくという事も検討して対応しましょう。





